洞窟壁画と路肩雪画

   

こんにちは。
シュウトウです。

先日お休みをもらってプライベートで上京。
上野の「国立科学博物館」で開催されているラスコーの洞窟壁画の特別展を観てきました。

>>> 特別展「世界遺産 ラスコー展 〜クロマニョン人が残した洞窟壁画〜」

ラスコー壁画とは、フランス南西部のヴェゼール渓谷にあるラスコー洞窟内に描かれた壁画で、今から約2万年前にクロマニョン人が残したとされています。
現在は保存のため洞窟内は非公開、オリジナルは見ることができなくなっていますが、テクノロジーを駆使した立体的な複製が作成され、世界を巡回しているそうです。
ウシやシカなどの動物がかなりリアルに描写されていて、相当高い水準の文化があったことを感じます。
発掘された骨をもとに復元されたクロマニョン人の人形も展示されているのですが、ほとんど現在の欧米人そのもので、見た目にはほとんど区別がつかないくらい。
勝手に抱いていた「The・原始人」的なイメージを覆されました。
2月19日まで開催していますので、興味をお持ちの方にはおすすめです。

ちなみに上野といえば、世界文化遺産に登録されたコルビュジエの「国立西洋美術館」が取り上げられますが、個人的には「国立科学博物館」の旧館も歴史の重みを感じる素晴らしい建築だと思います。

さて、ラスコーの洞窟壁画の印象がまだ強く残っている先日の夜、札幌中心部に近いとある場所を車で走っていたところ、なんと路肩の雪山に壁画が!
思わず車を停めて写真を撮りました。

重機の除排雪作業で壁状になった路肩の雪に、型を当ててスプレーで色づけした感じ。
写真はシカ(トナカイ?)で、ちょっと離れたところにはキツネもいました。

法的な可否は分かりませんが、面白いこと考えますね。

札幌は寒波の影響で冷え込んでいて、路面がスケートリンク状態の日もあります。
皆さん運転にはくれぐれもご注意ください!

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