発売日
こんにちは!八重樫です。
前回のコラムの続きでも書こうと思いましたが、
~「韓非子を読む」~
弊社長田のコラム
~「書きなさい」~
を見てたら別の話題をしたくなったので、今回はちょっと寄り道。
今月下旬に某国民的RPGの最新作が発売されます。
今でこそ同じ会社になっていますが、私がちいさいころは、「ドラ○エ派」「F・○派」で議論をしたものです。
どっちも結構やっているのですが、私はどちらかというとドラ○エ派。
ナンバリングタイトルだと「無印(Ⅰ)・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ・Ⅴ・Ⅶ・Ⅷ」をやりました。
Ⅵは高校受験前だったのでやらず、
Ⅸはハードをもっていない、
Ⅹはオンラインゲームはやらない(廃人になる自信があるから)という理由でパス。
どれも面白いので、何が一番かは語らずにいくつかの作品の思い出を語ろうと思います。
最初に彼(↓)に出会ったのはⅢでした。(Ⅰ・Ⅱはその後にプレイ)
当時の私はファミコンを買ったばかりでした。
ソフトはいとこから借りていたのですが、興味本位にいとこのデータで遊んでみたら・・・。
シリーズ常連の方にはお馴染みのあの音楽が流れて・・・。
「ぼうけんのしょはきえてしまいました」
30分くらい呆然としていました。
しかもそのデータ、レベル90台、ラスボス手前(というかクリア済み?)という進みっぷり。
言いだせなかった私は、同じ状況になるまですすめてから返そう、という浅はかな行動に。
今考えるとそんなの絶対にバレるに決まってるのですが、言いだせなかったんです。
何が一番辛かったかというと、勇者の名前がいとこの名字だったこと。
「主人公の名前は自分の名前にする」派の私としてはそれが苦痛でした。
「なぜ他人の名字の勇者で進めているんだろう・・・」(自業自得ですけどね)
そして、レベルもむしろ追い越したんじゃないかというところまで進めた後いとこに返すと申し出てみたら・・・。
「それもう遊ばないからあげるよ!」
そこから勇者ようへいの冒険が始まったのです。
その他、何回遊んでもビア○カしかお嫁さんにしないⅤ、世間では不評でも個人的には大好きなⅦなど思い出深い作品がたくさんあります。
中でもⅣは最も思い出に残る作品です。
Ⅳは平成2年2月発売。
私は当時9歳。
今は流通システムが変わったからか、ゲームソフトは事前予約をすれば発売日に必ず手元に届く時代です。
しかしあのころはそうではありませんでした。
iphone最新作の発売日と同じ現象が起きる、といえばわかりやすいでしょうか。
我が家の場合は、父が早朝(4時か5時くらい)から狸小路にあったゲーム屋さんに並んで、整理券をゲット。
一度帰宅し、父と私で営業開始時間に整理券を持って念願のソフトをゲット!という流れだったと記憶しています。
(主に父が)苦労して手に入れたソフト。
その内容はもちろん名作といえるものですが、入手経緯も相まって特に忘れられないゲームとなっています。
当時の父は39才。
私もあと2年でその年になります。
もう父に当時の思い出を聞くことは叶いませんが、
「自分も父と同じようなことができるのだろうか」と、
長田の記事を読んで、考えるのでした。