夏の終わり
朝晩にきりっとした涼しさを感じるようになったかと思いきや、暑い日がぶり返してみたり。
近ごろは、せっかちになった夕陽が公園や街路のナナカマドに絵付けを始めています。
こんにちは。
ウェルト第1営業部の長田です。
さて、突然ですがクイズです。
札幌の「夏の終わり」の風物詩と言えば?
さあ、みなさん何を思い浮かべるでしょうか。
よーく、考えてみてください。
制限時間は30秒!
分かりますか?
ほら、あれですよ。
(残り20秒!)
おっ、ピンときましたか?
それ、きっと当たってます!
(残り10秒!)
そうです、あれです。
そう、そのとおり!
(タイムアップ!)
さすが、みなさん。
きっと辿りついたのは同じ答えですね。
では、答えを発表しましょう!
正解は・・・↓↓↓
はい!
"北海道マラソン"
なお、正解についての異論・反論・ブーイングにつきましては、現在受け付けを控えさせて頂いております。
悪しからずご了承ください 笑
ところで、北海道マラソンと言えば。
そう!
わたくし長田が市民ランナーとして人生初のフルマラソン出場をエントリーをした記念すべき大会です!
以前本コラムでお知らせしていたとおり、はりきって出場してきました。
長田の初フルマラソンの悲喜こもごも。その全てをお届けしたいところではございますが、紙面に限りがありますので、以下、「出会い」にフォーカスしたダイジェスト編をお送りします。
いえ、"駆け足で"お送りします。
・~・~・~・
スタート会場は大通公園。
鳴り響く号砲とともに勇ましくスタートを切り、颯爽と飛ぶように市内を駆け抜けるトップランナー達。
そのはるか後方から時間差でゆっくりとしたペースで歩みを進める私。
前が込み合っていて、走り出せるまでになかなかの時間がかかりました。。
42.195㎞。
長い道中では、いろんな出会いがあります。
沿道をみれば、
高校生・大学生のブラスバンド演奏による後押し。
小学生が全力で発する和太鼓のリズム。
周りのランナーを見渡せば、
スーパーマリオのコスプレをして走る者がおり。
その隣で、ピーチ姫のコスプレをして走る者もおり。
はたまた、なんと、全身着ぐるみのアンパンマン(!)がおり。
しかも、
「アンパンマーン!」
「がんばれ、アンパンマン!」
と、沿道の注目を一手に引き受け、無情にも観客の声援を丸ごと全部さらっていく 笑
アンパンマンは全世代が対象。人気は老若男女問いません。
アンパンマンと並走することの世知辛さが流れる汗より目に染みる。
そうか、そうなのか。これがマラソンか。そんな、小さな嫉妬心との出会い。
まあ、嫉妬というとさすがに大げさですが 笑
後で調べてみたら、北海道マラソンでは有名な常連の方みたいです。
暑さの中、重たい被り物で走る姿には本当に頭が下がる思いでした。
他にも、見知らぬ有志の応援の方がコーラを配ってくれたり、スイカを提供してくれたり・・・etc
ただ、そんな数々の出会いの中でも、一つ。
つらい後半戦に差し掛かってきて、走っては歩き、歩いては走りを繰り返して、また歩こうかどうしようかと思っていたとき。
炎天下にハイタッチの手を出して"頑張って"と一生懸命声をかけ続けている高校生のさわやかさを目の前にして、不思議とまだ走り続けようかという気持ちが湧き上がってきたこと。
自分の意志だけで走っているというよりは、周りの人が走らせてくれているんだなあ。
そんな感覚との出会いが今回フルマラソンを初めて経験してみて特に心に残っています。
マラソンは、練習は割と「孤独で黙々と」という感じですが、こと大会の本番に関して言えば、観客や運営スタッフとの距離感が他のスポーツに比べてとても近い。
そこが多くの人を惹き付ける魅力になっているのかも知れないですね。
プロのスポーツ選手でも何でもない、ひとりの一般市民ひよっこランナーですが、嫉妬だけに終わらず、なんとか清々しくまとめることができました。
お後がよろしいようで♪
・~・~・~・
え?
結果ですか?
すっかりご報告を忘れてましたね。
えー、
長田の初のフルマラソン。
今回の目標は、完走。
気になる結果は・・・
じゃ~ん。
完走~!!
制限時間、5時間ギリギリ 笑
完走証と完走メダルを手土産にできて一安心。
いやー、めでたし、めでたし。
もしまたマラソンをする機会があれば、次は完走以外のタイムも目標にしてみたいと思います!
応援してくださった皆さん、本当にありがとうございました。