『どうにかなりませんかネ?』④「女子化粧室の混雑」

   

女子化粧室の混雑は、私の若いころからのクレーム(施設不備)であって、現在においては、各施設ごとの設計基準が見直されそれに沿って設置されていると思っていました。相変わらず女子化粧室は混雑しているようです。
 
私の生活範囲の中ではお盆、お正月帰省の空港ロビー内の混雑ぶりは大変な状況であることは知っています。よく娘の迎えに新千歳空港へ行きますが、まず到着ロビーで娘と顔を合わせ次の行動はというと近くの女子化粧室ではなく少し離れた化粧室に向かいます。少し空いているだろうと思いますが、やはりそこでも待ち時間を要することになります。

少し考えると近くの化粧室は混雑すると分かっているのですから空いてる化粧室を見つけておけば済むこと。ただ、初めてのところや緊急のケースでは大変困ることだと思います。
昔、あまりの混雑で年輩の女性が男子トイレに駆け込んで来ることもありました。男子の私は今までに混雑で待たされ「もう待てない」という経験はありませんが、映画館、コンサートのトイレタイムでは混雑に巻き込まれた経験はあります。
普段、妻と外出するときは大抵、トイレ待ちがある。その度に「混んでいたんだね」「ごめんなさい。お待たせ。」の会話が起こる。ただし、15分ぐらい待たされると私も「イライラ時間帯」に入ります。そうだ、余談ですがレストランでお客の料理オーダーからの待ち時間の限度は15分と聞いたことがあります。日本人はそのくらいの我慢のベースがあるのかも知れませんね。

この話を少し振り返って見ました。何故、女子トイレは混雑するのか?昔は「便所」⇒「お手洗い」⇒「女子トイレ」。そして少し昔は「女子化粧室」そして今は「多目的室」と言うのでしょうか?ここで、女子化粧室の混雑の要因は数・広さの問題ではないと言う重要な点が解明されたと思います。今や単一作業から多目的に利用する空間となっている訳ですから、一人当たりの使用時間は長くなるのは当然となります。
そのような事も含め昔からの問題が現在も解消されていないと言う事にその解決の難しさがあるのでしょう。

最近のニュースで横浜スタジアムの女子化粧室の改修で化粧室が一新したと聞きました。

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